ほどよい甘酸っぱさが人気のフルーツ「いちご」。そのまま食べるだけでなく、ジャムやジュースなど、幅広い用途に使われています。
いちごの栄養と効果とは?
■ビタミンC いちごといえば「ビタミンC」と言われるほど、ビタミンCが多く含まれており、5~6粒程度食べるだけで1日の必要量を満たすことができます。 ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、ハリのある肌を保つだけでなく、シミやソバカスの原因となるメラニンの生成を防ぎ、美白の効果が期待できます。また、抗酸化作用もあるため、エイジングケアや風邪の予防、ストレスの緩和にも役立ちます。
■ポリフェノール いちごに含まれるポリフェノールの一種「アントシアニン」は、疲れ目や視力改善など目の働きをよくする作用があります。また、「エラグ酸」にはビタミンC同様、メラニンの生成を抑制する働きがあるため美白効果が期待できます。
■カルシウム、マグネシウム 骨や歯を強くする「カルシウム」は、女性に多くみられる骨粗しょう症の予防効果が期待でき、「マグネシウム」は骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ役割をしてくれます。摂取比率はカルシウム2:マグネシウム1にするのが理想的だとされています。
■カリウム 身体の中にある不要なナトリウム(塩分)を排出する働きがあるので、ナトリウムを摂る際には意識して「カリウム」を摂るようにしましょう。
■キシリトール ガムの成分としても用いられる「キシリトール」が含まれており、虫歯を予防する働きがあります。
■食物繊維 いちごに含まれる「ペクチン」とよばれる食物繊維には、整腸作用があるため、下痢や便秘を改善する働きがあります。また、不要になったコレステロールを身体の外へ排出させるため、血中の悪玉コレステロールの減少が期待できます。
■葉酸 赤血球の合成に欠かせない葉酸は、貧血を予防する働きがあります。
いちごを効果的に摂取するコツは?
いちごに含まれるビタミンCは、水溶性で熱に弱いのが特徴です。ヘタの部分を取った状態で洗うとヘタの部分からビタミンCが流出してしまうため、へたは取らずにさっと水洗いをしてそのまま食べるようにしましょう!
また、鮮度が落ちると栄養成分も減ってしまうため、なるべく早めに食べることをオススメします。
【参考資料】http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/002740/