今やスーパーフードとして世界中から注目を浴びているアボカドですが、実際どんな栄養効果があり、また1日にどれだけ食べれば身体にいいのでしょうか?
アボカドの栄養
炭水化物(糖質と食物繊維)
アボカドは高カロリーなイメージがありますが、糖質が少なく食物繊維が多い果物です。それ故、血糖値の上昇を抑えることができ、且つ食物繊維が腸内環境を整えてくれることで、さまざまな慢性疾患の予防に貢献してくれます。
脂質
アボカドは脂質含有量の多い果物ですが、そのメインとなる脂肪酸はオリーブオイルにも含まれる「オレイン酸」です。
最近の研究ではオレイン酸は血圧や血中の悪玉コレステロールを下げる効果があると言われており、心臓病の予防などが期待されています。
ビタミンとミネラル
アボカドには私たちの身体に必要なビタミンやミネラルがたくさん含まれています。その中でも特に主要なものを紹介します。
- 葉酸:葉酸は体内細胞の正常化や組織の成長に重要な役割を持ちます。特に妊娠中の女性には必要な栄養素です。
- カリウム:カリウムは細胞内の塩分濃度をコントロールし、血圧の維持に欠かせないミネラルです。アボカドにはバナナや桃など他の果物に比べより多くのカリウムが含まれています。
- ビタミンE:抗酸化作用をもつ代表的なビタミンです。細胞を傷つける活性酸素から身体を守り、生活習慣病を予防します。またビタミンEは髪や皮膚の美容にも効果的です。
アボカドの適当な摂取量
どれだけアボカドが栄養満点とはいえ、食べ過ぎてしまえば脂質とカロリーの摂りすぎで太ってしまいます。
その為、アボカドは約1/4~1/2個/日を目安に継続的に食べていただくことをお勧めします。
【参照】
URL: https://www.medicalnewstoday.com/articles/318620.php